想定利回り・最低投資額から見るTORCHESのファンド

TORCHESで投資を検討する場合、特に確認しておきたいのがファンドごとの想定利回り、最低投資額、運用期間です。同じTORCHESの不動産クラウドファンディングでも、投資条件は案件によって異なります。

1口1万円でも最低投資額は案件ごとに異なる

TORCHES公式FAQでは、ファンドによって異なるものの、1口1万円から受け付けるとされています。ただし、「1口1万円」と「1万円から投資できる」は必ずしも同じではありません。

例えば、1口1万円でも最低5口なら最低出資金額は5万円、最低10口なら10万円となります。実際にTORCHESでは、最低5万円の案件と最低10万円の案件の両方が募集されています。ファンドを比較するときは、「一口出資金額」だけでなく「最低出資金額」を見ることが重要です。

想定利回りは案件によって変わる

TORCHESでは、各ファンドに想定利回りが表示されています。2026年に募集された案件を見ると、想定年利14%、15%、16%、18%など、ファンドごとに異なる条件が設定されています。

また、2026年9月15日時点で公開されている「No.65 Hotel Vintage 築地・神楽坂・目黒不動前 3棟ファンド」は、想定年利24.0%、運用期間1カ月、最低出資金額10万円として掲載されています。募集開始予定日は2026年9月17日です。

ただし、ここで表示される利回りはあくまで「想定利回り」です。予定された利回りがそのまま確定することを意味せず、ファンドの運用状況によって変動する可能性があります。

TORCHESの運用実績も判断材料の一つ

公式LPでは、2026年8月19日までの実績として、償還実績24本、償還済みファンドの平均実績利回り14.47%と案内されています。これまでどのようなファンドが運用・償還されているかを確認する材料にはなります。

一方、過去に高い実績利回りで償還された案件があっても、これから投資するファンドの結果を保証するものではありません。不動産の所在地や用途、収益源、募集金額、運用期間など、その案件固有の条件を見る必要があります。

利回りだけでなく優先劣後比率も確認する

TORCHESのファンド詳細には「優先劣後比率」が表示されている案件があります。優先劣後方式では、一定範囲の損失を劣後出資部分から先に負担することで、優先出資者への影響を抑える仕組みが用いられます。

ただし、損失額が劣後出資部分を超えれば、投資家の出資元本へ影響する可能性があります。想定利回りが高いかだけでなく、最低投資額、運用期間、対象不動産、収益構造、優先劣後比率などをまとめて確認することが大切です。

次ページでは、TORCHESへの会員登録からファンドへの出資、運用・償還までの流れを紹介します。