コンパスが狂ったときの対処法
どんなときにコンパスはずれるのか
コンパスアプリは、端末に内蔵されている磁気センサーで方位を検出しています。その場の環境やその他の要因によって、正確ではない方位を指したり微妙なずれなどが起こることがあります。例えば、屋内にいるときや雑居ビルなど周りが建物に囲まれているとき、電車の中や駅のホームにいるときなど電波を通しにくい環境にいるとコンパスが狂ってしまう場合があります。他には家電製品や金属製家具が周りにあるとき、磁気を帯びたアクセサリーを身に付けているときなども該当します。
8の字を描くように端末を水平に回す
コンパスが狂ってしまったときの対処法は、「8の字を描くように端末を水平に回す」ことです。1度で補正されない場合は2~3回行いましょう。そうすると、狂っていたコンパスが正しい方向に修正されます。この方法は端末の機種などに依存せず、iPhoneでもAndroidでも有効な補正方法です。
参考:電子コンパスの調整方法
解決しない場合は
上記で解決されないときは、以下の方法を試してみましょう。
・位置情報のオン/オフを切り替える
・アプリを強制終了する
・居場所を変える、移動する
・端末を再起動する
上記で紹介した方法以外にもOSによっては対処法があるので、以下を参考にしてみてください。
iPhoneの場合
iPhoneにデフォルトで内蔵されているコンパスアプリの補正方法をご紹介します。
「真北」をオンにする
iPhoneのコンパスアプリには「真北を使用」というスイッチがあります。「真北」と「磁北」があり、磁北は磁石の指す北、真北は北極点を指します。真北を使用することで、位置情報のズレをなくせます。
Androidの場合
AndroidはiPhoneとは異なり、コンパスアプリがデフォルトでインストールされていません。Google Playからインストールしたコンパスアプリが狂ってしまったときの補正方法をご紹介します。
「GPS Status & Toolbox – Google Play」をインストールして補正する
補正を行うには、「GPS Status & Toolbox – Google Play」というアプリを使用します。アプリのメニューへいくと「コンパスの較正」が選択できるのでタップ。そのまま画面の指示にそって較正をすればOKです。